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『肩こりって結局何?』

『肩こり』

この言葉は明治20-40年に広がり始め、

夏目漱石が「門」の書籍でいち早く取り入れたと言われています。

肩が凝るとは日本語独特の表現で、

英語にはこのような表現がないため、

stiff neck=硬い首などと表現されます!

 

~肩こりの仕組み~

姿勢を保つためには筋肉が働きます!

筋肉が働くということは「縮む」ということです。

筋肉が縮むと「ちからこぶ」と同じで膨らみます。

この膨らみ筋肉が血管を圧迫します。

血管を圧迫されると流れる血流量が減ります。

すると、老廃物・不要物質も流せなくなります。

この老廃物が神経に作用して痛みや不快感を出す。

これが肩こりの正体です!

 

Q.肩もみって効果があるの?

A.明治大学が近赤外線を用いて筋肉の血流量を計測する技術を開発し、

実際に計測してみたところ、

肩もみ前よりも後の方が「血流量が増す」

ことが分かりました!

 

これまでの当事者の感覚でしかなかったものが

きちんと証明されたということですね。

 

しかし!

気づいた方もいるかもしれませんが、

今はあくまで血流量が増えるということが分かっただけです。

 

「マッサージをするとその時は楽なんだけど」

という人は、血流量は一時的に増したけど

筋肉の緊張がとれていないということです。

 

なので!

大切なのは根本の原因となっている

収縮している筋肉を緩めること!

そして、緩んだ筋肉を戻さないために

日常生活の姿勢改善をすることです!

 

そうすれば、一時的ではなく

「効果は一生続きます!」